イルカのじゅんちゃん誕生秘話
 古本屋をやることは決まった。文庫本専門ってことも決まった。ドメインも無事bunkobon.netってのがとれた。古物商の許可も下りて・・・っと。さて、ウェブページのデザインにかかるかな。
 えー、まずは色を決めなくちゃね。目に優しい色がいいよね。うーん、このベージュっていいよね。ベージュは候補の順位上位に入れておこう。(・・・で、しばらくレイアウトを検討するもいまいち気に入らず放棄)
 そっ、そうか。こういうサイトって何か『それらしい』キャラクターが要るよな。あさひ銀行のミッフィーとかさ。でもミッフィーって2次元だったらスゲーかわいいのに、3次元のぬいぐるみじゃぁ笑っちゃうほどかわいくないよな。西原理恵子の気持ちがよくわかるよ。
 あ、いや、ミッフィーちゃんじやなくて、うちのキャラクター考えなくっちゃな。うーん、うーん。動物がいいよなぁ。動物ってぇと・・・イルカ!!これでいこ!「アマゾンの河童」と呼ばれる俺にぴったりじゃん。(←大ウソ)
 イルカだったらまずページの地の色は青ね。はい決まり。その他の色はオレンジね。オレンジオレンジイルカといったらオレンジ!(その後のサイトのリニューアルに伴って、配色は変更しています。2002.6.25)

 しかーし、俺の絵の才能は小学校3年の時の校内写生大会でまぐれで賞ををもらた時に、全て使い果たしてしまったのである。だ・れ・か・か・け・る・ひ・と・は・・・。いた!大学の同級生の山本嬢。(←かわいい・気だてがよい・ナイスバディの3拍子   よいっしょっと)早速メール。
 「あのさ、これこれこういうわけで、イルカ描いて」
 「いいけどさ、フツー素人に頼むかね。わたしゃエステ通いに忙しいんだよ。」
 「そ、そこをなんとか、おねぇさまぁぁん。」
     (↑脚色しています。)

 数日後送られてきたのがこれ。
イルカ?1イルカ2

 いい!ブラボー!特に左の何だかわからない絵がいい!
 これ、絶対にイルカにゃ見えない。カモノハシ?おばけのQちゃん?新開発の太胴スーパージャンボジェット?いやいや、たれピカチュー?何だか不思議な味がして好きっ!
 しかしだねぇ、個人のページだったらいいんだけど、お客さんにはこれまずいでしょ。泣く泣く右を採用させてもらいました。

 モテモテで多忙な山本嬢に頼むわけにもいかず、自分でイラストレーターで清書しました。イラストレーターって一度立ち上げはしたけど操作が全然わからずに、そのままハードディスクの中に放置して毎分5,400回転で1年間回しっぱなしだったんだけど、今回は働いてくれました。
 マニュアル読んで使ってみると、なかなかやってくれる。いつもぼんやりとしていて金ばっかり使う息子(お、俺のことかい?)を持った親の気持ちが分かりました。奴もやるときはやるんだな、と。
 そんなこんなで、イルカの脇にそれらしく(・・・と本人は思っているのだけど、そこが素人の浅はかなところよ・・・ふっ・・・)楕円をいくつか描いてみちゃったりして、「イルカのじゅんちゃん」完成。

 よっしゃっ、完璧っ!アップロードして友人関係に「サイト立ち上げたよ〜」とメールを送る。しばらくして山本嬢からメール。
 「あのさ、背びれ描き忘れちゃった」
 へっ??背びれ?せ・び・れ?・・・・・・ないな・・・。

 そうです、あなた。
 絵というのは心で見るものです。心で。
 背びれが見える人にはお買い上げの時に何かサービスするかもしれませんよ。
 ほぉ〜ら、だぁ〜んだん背びれが見えてきた〜〜〜。

 (イルカのじゅんちゃん誕生秘話・完 2001.01.31   山本ごめん・・・)

 http://www.kumagaya.or.jp/~niwashi/hara/negro.html#anchor1323578に、左の不幸なイルカ君を清書したものを上げておきました。安らかに眠りたまえ。アーメン。